先日、守山で建設会社をされている方とお話しする機会がありました。

その方によると、これから関西の建築業界は大不況に襲われるのでは、とのこと。

例えばユニットバスの排水口パイプの一部が東北の工場製で、その小さな部品一つが入らないために納品することができない、といったことが続いていて、このままでは様々なところに影響が出て、建設業界は大打撃を受けるのではという話です。

「震災復興の特需があるんじゃないんですか?」と聞くと、「それは一部の大きな会社や商社の話で、関西の小さな会社には関係ない。逆に、商社などが部品の売り惜しみをして値段があがってしまう心配もある。復興住宅の建築などは売り市場の言い値で出せるだろうし。」と。

こんなところにも、大きな力を持っているところはより大きくなり、小さなところはいよいよ苦しくなる、という構図があることに改めて気付かされました。