関西の建築業界がピンチ?!

先日、守山で建設会社をされている方とお話しする機会がありました。

その方によると、これから関西の建築業界は大不況に襲われるのでは、とのこと。

例えばユニットバスの排水口パイプの一部が東北の工場製で、その小さな部品一つが入らないために納品することができない、といったことが続いていて、このままでは様々なところに影響が出て、建設業界は大打撃を受けるのではという話です。

「震災復興の特需があるんじゃないんですか?」と聞くと、「それは一部の大きな会社や商社の話で、関西の小さな会社には関係ない。逆に、商社などが部品の売り惜しみをして値段があがってしまう心配もある。復興住宅の建築などは売り市場の言い値で出せるだろうし。」と。

こんなところにも、大きな力を持っているところはより大きくなり、小さなところはいよいよ苦しくなる、という構図があることに改めて気付かされました。

知事と防災トーク

3月22日19時から、さんさん守山にて知事を招いての県政トーク第2弾「防災編」が開催されました。

あいにくの冷たい雨の中集まって下さったみなさんに、まずはボランティアのティーコーディネーターさんがいれてくれたおいしい紅茶でほっとひといきついていただきました。
ダージリンといちごの紅茶。
紙コップなのに、こんなにおいしくいれられるなんて、さすが!!

「地域政党」を取材を取材している読売テレビのカメラもスタンバイ。

そして、激務の中、県民に生の声を届けたいと駆けつけて下さった嘉田知事。

琵琶湖の断層マップや安心安全のマニフェスト、東日本大震災に関する県の取り組みなどの資料も持参下さり、大変わかりやすく丁寧に、かつアツくお話しして下さいました。

琵琶湖自体が40万年前に地震で動いてきた断層湖であり、これまで何度も、最近では明治42年に地震で地層が琵琶湖にむかって崩れ人が無くなるという災害が起こっている。
また、埋め立て地では液状化の危険性も高い。
滋賀も、確かに津波は来ないだろうが、決して安全ではない。
そのリスクを正しく理解した上で、自助・共助・公助の仕組みづくりを行っていかなくてはならない。

そのために、必要性の低い公共事業を押さえ、なんとか基金を積み立て、高校の100%耐震化に向けた予算を確保することができたそうです。

また、震災に関する県の取組みについても詳しく聞くことができました。
福島から避難されてきた方は、22日現在で31組になったそう。
これからどんどん来られる方が増えれば、「何かやりたいけど、何からやっていいのか」という思いを持っている方にも、その思いをカタチにする機会が増えるはず。

ちょうど絵本のフリーペーパを作っている方から、「被災した子どもたちに絵本を送りたい。でも、どうしていいのかわからない」という相談を受けたところだったので、何かつなぐ役割ができたらと思います。

ここで知事より豆知識。
守山は55.73km²ほぼ平地。「山」が無いのに、なぜ「守山」か。
「山」というのは比叡山を指し、それを守る寺・東門院があったから。
比叡山が一番美しい形に見えるのも守山だそうで、信仰文化からも、自然美からも、守山と比叡山の深い関係性がうかがえます。

そんな話も交えながら、質疑応答のコーナーに。

「電気が使えない非常時の情報の共有化のための対策は?」
「もったいない、という言葉は世界に通じる素晴らしい言葉だ」
といった質問や感想が。

印象に残ったのが、先日アメリカから帰国したばかりという方のお話です。

日本でも放射能の風評被害が問題になっているが、海外では「日本全体が汚染された」という認識が広がりつつあり、「日本から脱出する」外国人も増えており、日本からの渡航者には空港で放射能の検査もあるという現実。風評被害は、知らない間に自分たち自身のことにもなっているという事実に愕然としました。
私たちは、「日本」というカテゴリーでつながっていて、海外から見たら、小さな島国は県単位で区別される筈も無く、まさに一蓮托生。ともにがんばらなくては、という思いをあらたにしました。

次回は3/27(日)10時から、守山駅前セルバホールでです。子育てトーク&防災トークの2本だて。無料託児も付いてます!! その頃には、また状況も変化しているはず。好転していることを信じて!! ぜひ気軽にご参加下さい!

知事と子育て&防災トーク

3月19日10時から、守山市民ホールにて、「知事と県政トーク・子育て&防災編」を開催しました! 

はじめての試みでドキドキでしたが、赤ちゃんを連れたお母さんから、リタイア世代の方まで、幅広い方が参加して下さり、ホッとしました。

最初に東日本大震で被災された方への黙祷を捧げさせていただき、会はスタート。

 

まずは嘉田知事のお話から。
震災への対応で声がかれておられて、その激務の中を駆けつけて下さって本当に感謝です。

組織も何もない中から、女性二人で「知事にたとう」と決意した話から、「普通の感覚」で慣れない議会や政治の世界に飛び込んで、びっくりしたこと、苦労したことなどを率直に話して下さいました。

「ここだけの話」も盛りだくさんで、これは参加した人だけの特典!! 政治がぐっと身近に感じられます。ぜひ、いろんな人に聞いてほしい、笑いあり、涙ありの元気になるトークです。

特に困っているのが、子育て支援に関することがなかなか議会を通らないことということで、子育てクーポンのお話も。
湖南市で6ヶ月の赤ちゃんがゆさぶり症候群で死亡した事件。不妊治療の末ようやく授かった双子の赤ちゃんの一人だったのだそう。

その事件も受け、また滋賀県は虐待の相談件数が人口比日本一でその7割が実母、そして専業主婦であるという事実を受け、「苦しい」という声が届きにくいその層に、なんとか支援の手を、と計画したのが「一時預かり無料クーポン」。

確かに、年に2回だけの無料券で全てが解決するわけではないけれど、公費で少し背中を押すことで、「一人じゃないよ」というメッセージを届けるということが重要なのです、というお話。

私自身、子どもが小さい時には、3ヶ月の赤ん坊をお腹に乗せて歯の治療を受けたり、夫の休みに美容室に走って行き髪が濡れたままかけ戻って来るといった日々を経験したので、例え2時間でも自分だけの時間を持つことができるということが、どんなに助けになるのかは実感としてよくわかります。

ただ、これは本当に経験した者でないとわからないということも。

いろいろな方に話を聞いてみて、同じように子どもが小さくても、実家のサポートがある方にはピンと来ない部分もあるようです。
改めて、当事者が意思決定の場に立つことの必要性を強く感じました。

そして、今回の震災に関する県の取り組みや防災のお話に。

福島から避難された方が、この日で11組になったこと。
協力体制にどうしても市町によって差があること。
豊郷町に2組が到着し、「知事、安心して下さい!」と町長から連絡が入り感涙したこと。

県や市町の取組みが、リアルに語られました。

自然は想定外のことが起きます。
今回の震災は、まさにその最たるものです。
リスクをちゃんと知った上でみんなで備える。
一番強いのは、人と人のつながりです。
いのちを守る生活防災の仕組みづくりの重要性についても、あつく語って下さいました。

 

私からもみなさんにご挨拶。
びぃめ〜るをはじめたきっかけや、これまでの取組み。
そして、今回の決断に至った経緯などをお話しさせていただきました。

知事の熱いトークに影響されて、今まで話して来なかったようなことまで。

そして、政策の説明も。
「市民力を育む-市民活動の推進」と「女性の輝きを育む-女性の社会参画」を柱に、そのために必須の「子どもの生きる力を育む」ことに取り組んで行きたい。「安心安全」は全てのものを支え、「文化力」は全てのものをつなぎより輝かせる役割果たす。

支えあい、輝きあうこと。

その政策実現に必死で取り組むことを、みなさんに誓わせていただきました。
暖かい拍手をいただき、また涙。

その後の質疑応答でも、活発な意見が。

女性の再チャレンジ支援に関しての質問には、ワンストップサービス「マザーズジョブ」が県立男女共同参画センターで本格的にスタートするという紹介が。

被災地へ物資支援をしたいが、どうしたらいいのかという質問には、それぞれが準備できることをして時期を待つこと、守山でも物資の受付がはじまることなどの説明が。

ネオベラヴィータに住んでいるが地盤は大丈夫か?という質問には、琵琶湖自体が断層湖なので、そういう意味では滋賀もリスクを抱えている。特に埋め立て地は液状化現象の心配も確かにある、という率直な説明が。
そこに琵琶湖で漁師をされている方が「大丈夫。そうなったら私の舟で助けに行きます!!」という心強い発言も。「まさに共助のつながりがここでできた」瞬間でした。

他にも、放射能に関する不安や、防災の委員会をまた初めて欲しいといった話も。時間が足りなくなり、残念ながら希望される全ての方に発言していただくことはできなかったのですが、大変盛り上がった状態で、会を終えることができました。

 

最後には、赤ちゃん連れで熱心に聞いて下さった方とお話も。自治会活動などの中で身近に日頃感じていることを、少しずつでも変えていくことの大変さ、大切さをあらめて考えさせられました。

最後に、知事よりのメッセージを。

「滋賀は成熟した市民社会です。
何が必要か、わくわかっています。
社会は、変えられるものです。」

私もその市民の一人として、思いと理念と覚悟を持って、様々な改革に取り組んでいきたいと思います。